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一般的な歯周病治療は歯周病の基本治療で対応できます。
一般的な歯周病ではレントゲンによる撮影を行い歯周ポケットのクリーニング、歯石や歯垢の除去などの口腔内クリーニングを徹底的に行います。
また必要に応じてフラップオペレーションを行います。
※フラップオペレーション=歯肉剥離掻爬手術(しにくはくりそうはじゅつ)
通常の歯石除去では取り除けない歯根の奥深くの歯石を歯肉を切開してキレイに取り除く治療方法です。
そして普段の歯のお手入れ方法やブラッシング方法なども指導を致します。
歯肉の状態が安定したら定期的にメインテナンスを行えば大丈夫です。 |
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【定期的メンテナンスについて】
当院は、厚生労働省から“か強診”(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)の認可を受けています。
そのため歯周病治療が終了して状態安定後も通院が必要な患者さんの場合には毎月1回の定期検査費用が保険適用になります。
・費用:3,300円/1回
※保険3割負担の場合 |
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歯周ポケットの深さが6ミリ以上で歯のグラつきがありポケットから出血や膿が出ている方には、より徹底的な除石、歯根面の研磨、炎症のコントロールを行います。
この場合、噛み合わせの適正化や隣の歯とつなげてグラつきを抑えます。
また必要に応じて歯の根を分割して抜歯する手術なども行う場合があります。
これらの治療はすべて保険適用で行うことができます。
術後の定期的な口腔内管理は一般的な場合よりも継続して行うことが必須となります。
この定期的な口腔内管理を行うことでより良い状態の維持を目指します。
歯周病は細菌の混合感染が原因なのでこれに直接アタックする除菌治療も有力な治療方法のひとつです。 |
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この除菌治療では歯周病の基本治療に加えて、 |
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重度の歯周病では悪性度の高い細菌が多い傾向があります。
まずはこの細菌の除菌治療で原因となっている細菌の撲滅を目指します。 |
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主に下記の3つの除菌治療を行います。 |
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患者さんに抗真菌薬で歯磨きをしてもらい歯垢の除去と悪性度の高い細菌の除菌を行います。
そして抗生剤を服用してもらい、位相差顕微鏡による検査を行い除菌効果の確認と歯肉周りなどをきれいに洗浄します。
※抗生剤の効果は7日〜14日続きます。
※除菌効果には個人差があります。 |
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【動画】除菌治療前後の細菌の状態(音声なし) |
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※自費治療になります。 |
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5菌種のPCR検査を2回実施します。
この検査により患者さんが除菌状況のデータを確認することができます。 |
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【5菌種PCR検査データのサンプル】 |
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※自費治療となります。
※位相差顕微鏡検査、歯周ポケットの洗浄、抗生剤などを含む。 |
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